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皆さんこんにちは!
泰晴塗装、更新担当の中西です。
第4回「人気塗料と特徴」に続く、第5回塗装雑学講座は、**「塗装後のメンテナンスと長持ちさせるコツ」**をお届けします。せっかく選んだ高性能塗料も、適切なアフターケアをしないとその性能を十分に発揮できません。今回は、塗装後に行うべき定期点検からセルフメンテナンスの方法、プロに依頼すべきタイミングまで、長寿命化のポイントをご紹介します♪
目次
ひび割れ・浮きチェック
外壁・屋根を目視し、塗膜に小さなクラックや浮きがないか確認
初期の乾燥収縮による微細なひびは早期補修で拡大を防止
付着汚れの拭き取り
花粉やほこりが付着している場合、柔らかいブラシで軽く払い落とす
水で濡らしたマイクロファイバークロスで優しく拭き取り、塗膜を傷めない
方法:外壁・屋根を 50〜70bar の低圧モードで洗浄
ポイント:塗膜を剥がさないようにノズルは30cm以上離し、斜め下から当てる
チェック項目:シーリングのひび割れ・硬化・剥離
対応:劣化が見られたら、古いシーリング材を完全に除去し、プライマー塗布後に新規充填
軒下・雨樋の清掃
落ち葉やゴミが詰まると、雨水が外壁に常時触れて塗膜劣化を早めるため、年2回は清掃を。
日陰部の苔・藻の除去
日照が弱い北面や軒下に発生しやすい苔は、防藻剤入り中性洗剤でブラシ洗浄。
タッチアップ塗装
小さなキズや飛び石によるチッピングは、購入時の余剰塗料で早めに補修し、下地露出を防ぐ。
症状 | タイミング | 対策内容 |
---|---|---|
塗膜の大規模な剥がれ・膨れ | 5年目以降 | 全面再塗装の検討 |
無機・フッ素塗料の光沢低下 | 8〜10年目 | 上塗り塗料の重ね塗り |
下地腐食や構造的な劣化 | 発見次第 | 下地補修+塗装 |
シーリングの全面劣化 | 7年目を目安 | シーリング全面打ち替え |
**初期点検(1ヵ月後)**で小さな不具合を早期発見
年1回の高圧洗浄&シーリング点検で塗膜をリフレッシュ
セルフメンテ(雨樋清掃・苔除去・タッチアップ)をこまめに
プロメンテは5〜10年を目安に全面再塗装や下地補修
泰晴塗装では、塗装後のメンテナンスプランもご提案。定期点検から再塗装まで一貫サポートで、建物の美観と性能を長く守ります。ぜひお気軽にご相談ください!
次回は第7回として、**「塗料のエコ性能比較 ~VOC削減からCO₂抑制まで」**をお届けします。環境配慮型塗装の最新動向を解説しますのでお楽しみに!