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第6回塗装工事雑学講座

皆さんこんにちは!
泰晴塗装、更新担当の中西です。

第5回「塗料のエコ性能比較」に続く、第6回塗装雑学講座は、**「塗装工事のデジタル化事例 ~ドローン点検からARシミュレーションまで」**をお届けします。近年、塗装業界にもDX(デジタルトランスフォーメーション)の波が押し寄せています。作業の安全性・効率性・品質を飛躍的に向上させる最新ツールと活用事例をご紹介します♪


1. ドローンによる外壁・屋根の点検

① 高所・広域を安全・迅速に

  • 用途:足場を組まない高所点検、広大な工場・倉庫外壁のひび割れ・浮きチェック

  • メリット:人手不足解消、点検時間を従来の1/5に短縮、落下リスクゼロ

② 撮影データのAI解析

  • 機能:ドローン撮影した高解像度画像をAIが自動スキャンし、クラック・チョーキングを検出

  • 効果:見逃し防止と点検レポート作成の工数を80%削減


2. AR(拡張現実)によるカラーシミュレーション

① リアルタイム色確認

  • 用途:タブレットやスマホを建物にかざすだけで、さまざまな塗装パターンをその場で再現

  • メリット:施主への提案がスピーディーに、イメージ違いによる手戻りゼロ

② CAD連携で寸法・面積も同時表示

  • 機能:AR画面上で塗装面積や必要塗料量を自動計算

  • 効果:見積り精度アップと発注ミス防止


3. IoTセンサーによる硬化管理

① 温湿度センサーの自動記録

  • 用途:塗布後の養生環境(温度・湿度)を現場に設置したセンサーがクラウドに送信

  • メリット:最適乾燥条件をリアルタイム監視し、硬化不良や塗膜トラブルを未然に防止

② スマホ通知で作業タイミングをガイド

  • 機能:硬化が規定値に達すると担当者にプッシュ通知

  • 効果:乾燥待ち時間を最短化し、工期短縮と品質担保を両立


4. BIM連携による工程管理

① 3Dモデル上で進捗を可視化

  • 用途:建築BIMモデルに塗装スケジュールや担当範囲を色分け表示

  • メリット:複数業者との調整が円滑に、重複作業や抜け漏れを防止

② VRで事前トレーニング

  • 機能:VRゴーグルを使い、仮想足場上で塗装手順をシミュレーション

  • 効果:新人教育の効率化と安全意識向上


まとめ—デジタルツールで塗装品質と効率を革新

  1. ドローン点検+AI解析で高所・広域を安全・高速に

  2. ARシミュレーションで施主提案と見積精度を同時に向上

  3. IoT硬化管理で養生品質をリアルタイム担保

  4. BIM/VR連携で工程管理と教育を次世代化

泰晴塗装では、これら最先端ツールの導入支援から現場運用までトータルサポート。デジタル化で、安全・高品質・短工期を実現する塗装工事をご提案します!

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